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2016年10月05日 新建新聞

ドローンによる橋梁点検30年度の実用化めざす|コンクリ構造物の補修・補強フォーラム

2016年10月05日 新建新聞|ドローンによる橋梁点検30年度の実用化めざす|コンクリ構造物の補修・補強フォーラム コンクリ ートメンテナンス協会(略称JC MA)は9月23日、松本市の松筑建設会館で「コンクリ ート構造物の補修•補強フオ ーラム2016」を開催。建設会社やコンサルタントの土木技術者を中心に180人ほどが参加した。
 冒頭あいさつで、徳納剛協会長は「1997年広島で発足した会も約20年が経過、2006年からフォーラムを開催しコンクリ ートの補修技術に取り組んできた。当初は失敗の連続だったが、劣化の原因を分析し補修設計、工事を繰り返すことで最適な補修工法ができるようになった」と述べた。
 フォーラムでは、大日本コンサルタントの小林大氏が「ドローンによる最新調査技術」、同協会技術委員長の江良和徳氏が「劣化機構に応じた補修工法選定」をテーマに講演した。
 小林大氏は、橋梁点検用マルチコプター「マルコ®」の開発状況について講演。近接目視点検を支援するとともにメンテナンスサイクルの冗長性(じょうちょうせい)を確保する視点で、高精細画像と橋梁着脱型の2種類のマルチコプターを4社で共同開発している状況を説明。さらに「空の産業革命といわれるマルチコプター(ドローン)を活用し、1600万画素の高精細画像が撮れるよう30年度の実用化を目指している」と語った。