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2016年08月23日 建設産業新聞

コンクリート構造物の長寿命化を|補修、補強に関するフォーラム|JCMA

2016年08月23日 建設産業新聞|コンクリート構造物の長寿命化を|補修、補強に関するフォーラム|JCMA コンクリートメンテナンス協会(徳納武使会長)は19日、仙台市の仙台国際センターで、コンクリート構造物の補修、補強に関するフォーラムを開いた。
 フォーラムでは、コンクリート補修に関する最新の知見と技術を紹介。コンサルタント、ゼネコン関係のほか、官公庁でコンクリート構造物の維持管理業に携わる技術者ら250人が参加した。冒頭、徳納会長は「現地調査から材料・工法決定まで定量的な補修設計フローに沿えばコンクリート補修は難しいものではない。経済的に、健康寿命を延ばすことが本来あるべき姿であり、今回のフォーラムが東北地方のコンクリート構造物の長寿命化に貢献できることを期待している」と語った。
 このあと、東北地方整備局道路部の山口満道路保全企画官が「老朽化対策に関する最近の話題」として東北整備局管内の道路メンテナンスの状況を話題提供したほか、セメント協会の五十嵐数馬氏が「すぐに役立つセメント系補修・補強材料の基礎知識」について紹介。また、コンクリートメンテナンス協会技術委員長の江良和徳氏が「劣化機構に応じた補修工法選定の基本的な考え方」、「亜硝酸リチウムを用いた塩害、中性化、ASRの補修技術」について定量的な補修の考え方について説明するとともに
、日本ペイントの中丸大輔氏が有機系被覆材と剥落防止材について講演。補修工法を選定するためのポイントを習得した。