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2017年04月11日 中建日報

コンクリート構造物の補修・補強フォーラム|JCMAと県コンクリ診断士会|広島(5/11、17)を皮切りに全国13会場

2017年04月11日 中建日報|コンクリート構造物の補修・補強フォーラム|JCMAと県コンクリ診断士会|広島(5/11、17)を皮切りに全国13会場 (一社)コンクリートメンテナンス協会(徳納剛会長)による『コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2017』が今年も全国13会場で開催される。今回のメインテーマは、「構造物の健康寿命を延ばすためのシナリオ」。皮切りとなる広島フォーラム(定員530人)は、5月11日と12日の午前10時から広島県民文化センター(中区大手町1―5―3)で開かれる。
 今回で8回目となる全国フォーラムは、構造物の長寿命化需要の高まりなどを背景に回を重ねるごとに参加者が増えており、昨年は全国4000人超を動員した。徳納会長の「特定の工法・技術にこだわらず、正しい補修技術を」の理念のもと、国交省、広島市などの官庁をはじめ、(公社)土木学会や(一社)日本建築学会、(公社)日本コンクリート工学会など多くの団体が後援に加わっている。
 広島フォーラムでは、元広島工業大学教授で近未来コンクリート研究会代表の十河茂幸氏が「予防保全で健康長寿を延ばす策」について解説するほか、今回初登場となる広島工業大学工学部の竹田宣典教授は、「長寿命構造物を造るシナリオとメンテナンス技術」を紹介。
 また、同協会技術委員長の江良和徳氏は、2日間に渡ってコンクリート補修の基礎知識と劣化機構に応じた適切な補修技術を伝授。中国地方整備局からも幹部職員が講演予定で、その他産学官から各分野の専門家が登壇する。
 参加申込みは、協会HPから専用フォームで受け付けており、定員に達し次第締め切る。参加は無料。CPD単位の取得も可能となっている。
 その他の開催日程は、山口(5月17、18日)、大阪(5月25、26日)、福岡(6月7、8日)、沖縄(6月15日)、香川(6月21日)、北海道(6月29日)、新潟(7月4日)、東京(7月19、20日)、宮城(7月28日)、愛知(8月2、3日)、長野(8月8日)、佐賀(8月22日)。
 広島フォーラムの内容は次の通り(登壇順、敬称略)。
 5月11日=「演題未定」中国地方整備局講師(未定)▽「予防保全で健康寿命を延ばす策」十河茂幸(近未来コンクリート研究所)▽「長寿命構造物を造るシナリオとメンテナンス技術」竹田宣典(広島工業大学)▽「劣化機構に応じたコンクリート補修の基本的な考え方」江良和徳(極東興和)▽「すぐに役立つセメント系補修・補強材料の基礎知識2017」持田泰子(セメント協会)
 5月12日=「機能性塗料を用いた補修法法の提案」中丸大輔(日本ペイント)▽「電気防食技術の解説と応用」田中一弘(日本エルガード協会)▽「亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修技術」江良和徳▽「橋梁点検におけるドローンの未来」小林大(大日本コンサルタント)▽「プレストレストコンクリートの維持管理」真鍋英規(CORE技術研究所)▽「シラン・シロキサン系浸透性吸水防止剤」黒田晃(旭化成ワッカーシリコーン)▽「小規模橋補修課題解決にむけた伸縮装置及び床版防水の一体化工法について」竹内祥一(福美建設)▽「支承リバイバルシステム」野村一貴(ダイクレ興産)▽「狭隘な施工条件での基礎補強」稲冨芳寿(高耐力マイクロパイル研究会)